サステナブルガストロノミーに向けた取り組み
AgVenture Labは、食農分野における産官学を含む多様なプレイヤーとの共創による大消費地東京を中心としたサステナブルガストロノミーの実現を目指しています。サステナブルガストロノミーを知りたい方はこちらをご確認ください!
(参考先リンク)
サステナブルガストロノミーとは? -美食の都市・東京の新潮流-|一般社団法人AgVentureLab @AgventureLab #note
本記事では、サステナブルガストロノミーの実現に向けてAgVenture Labが行う事業の一環として「TIB Global day」に参加した当日の様子をお伝えします。
■ TIB Global Dayとは
東京都は、「Tokyo Innovation Base (TIB)」を“NODE”(結節点)として国内外の様々なプレイヤーを結び付け、イノベーションを生み出す活動を進めています。本イベントはその中で、来年5月に開催する「SusHi Tech Tokyo 2025」を視野に、TIBのグローバルな取組を世界に発信するために開催されました。
当日はTIB CATAPULTの活動紹介だけでなく、小池都知事の講演(英語)などもあり、会場がグローバル一色となる特別な一日となりました。
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■ TIB Global Dayの様子
AgVenture Labの取り組みをご紹介
(SA&Fクラスター事業紹介の様子)
本イベントでは、東京都が推進するTIB CATAPULTの各クラスター代表企業が各事業の紹介を行うライトニングピッチが行われました。その中で、協働事例を創出しながら、東京でのサステナブルガストロノミーの実現を目的に形成された「Sustainable AgriTech & FoodTech (SA&F)クラスター」の代表企業としてAgVenture LabがTIB CATAPULTで何を目指し、何を行うのかを紹介しました。
TIB CATAPULTの取り組みに関してはこちらをご確認ください。
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SA&Fクラスターの活動内容が気になる方はこちらをチェック!
(参考先リンク)
東京都のグローバルイノベーションに挑戦/サステナブルガストロノミーの実現を目指して【TIB CATAPULT】|一般社団法人AgVentureLab @AgventureLab #note
まだまだ認知度の低い「サステナブルガストロノミー」。東京都で実現するべく、エヴァンジェリスト的な活動を続けていく必要があります。今回も、サステナブルガストロノミーとは何か、実現に向けて何を行う必要があるかをピッチの中で紹介しました。
(サステナブルガストロノミーの認知度向上に努めています)
トークセッションを開催
本イベントのプログラムのひとつとして、AgVenture Lab主催のトークセッションが開催されました。トークセッションでは、一般社団法人在日フランス商工会議所/ビジネスリーダーズフォーラムマネージャーの萬羽さん、クレディ・アグリコル CIB Japan/ Chief Operating OfficerのCuveさん、サグリ株式会社/CFOの石坪さん、EF Polymer株式会社/COOの下地さんの4名に登壇いただき、モデレーターはAgVenture Labの具志が担当しました。
上の写真でゲストをご紹介すると、右から、サグリ株式会社/石坪さん、クレディ・アグリコル CIB Japan/Cuveさん、フランス商工会議所/萬羽さん、AgVenture Lab/具志。EF Polymer株式会社/下地さんはフランスからオンラインで登壇いただきました。
トークセッションでは、毎年開催されているフランス商工会議所が主催するスタートアップのピッチコンペ「Meet & Connect」の事例を中心に、スタートアップとの連携や取り組みについて登壇者のみなさんとセッションしました。ピッチコンペ「Meet&Connect」は、東京とパリで同時刻で開催され、AgVenture Labが例年、東京会場となっています。フランスと日本の食と農に関連するスタートアップが登壇し、各賞を目指してピッチを行っています。
登壇していただいたEF Polymerは、2023年のMeet&ConnectでAWARDを受賞し、フランス現地での導入へ向けた取り組みを開始しています。
フランスは日本と同じく“食”を文化としてとらえる風潮があり、食文化を大切にしている国のひとつです。他にも素材の持ち味を生かす調理法や、食事の時間を共有する大切さを重視するなど、日本との共通点が多くみられます。
フランスではサステナブルガストロノミーという観点についても、環境配慮型のレストランが数多く出店していたり、シェフが地域に貢献しながら環境問題も考えるのがスタンダードとなっていたりと、食の未来を考えることが一般的となっています。
(以下、参考サイト/料理王国)
本トークセッションを通じて、改めてこれまでの活動について考えつつ、これからの取り組みを期待できる会となりました。また、サステナブルガストロノミーについて共通点の多いフランスとこれからも情報交換や連携などを通じて、東京都でのサステナブルガストロノミーの実現に向けて取り組んでいきたいと考えています。
(トークセッションを担当された皆さんと集合写真)
当日は小池都知事も登壇!
本イベントでは、SA&Fクラスターの登壇や、AgVenture Lab企画のトークセッションの後で、小池都知事が直々に講演を行うセッションが企画されていました。
当日の講演時間前は200人のキャパシティを持つステージ前に参加者が押しかけ、会場はぎゅうぎゅう詰め。会場にいる全員が小池都知事の一挙手一投足に注目していました。
(参考先のリンク)
講演では、旬な技術領域としてFood Techが挙げられ、「SusHi Tech Tokyo 2025」においても注力領域となることが発表されました。
SusHi Tech Tokyoでは、“旬”の技術領域などに焦点を当てるスペシャルコンテンツを企画。
「Food Tech」は一翼を担っています。
東京都が進めるTIBを拠点とした数々の取り組み。その中でも「SusHi Tech Tokyo 2025」や「TIB CATAPULT」において関心・注力領域となっているのがFood Techです。AgVenture Labも、食や農における課題解決を東京都と連携して推進することで、持続的で文化的な食の実現に向けさらに意欲的に取り組んでまいります。